自発消火パッチ
型式

自発消火パッチは複合シート状の品物であり、電源コンセント、接続ボックス、配線盤、配電箱、配電キャビネットなどの内部に取り付けることで、電気設備の密閉空間で発生した火源を瞬時に効果的に消火することができます。これにより火災を初期段階で鎮圧し、火災による損害を最小限に抑えることが可能です。
自発消火ロープ
型式

消火ロープは次世代型消火製品であり、複合材料製のロープ状の物で、自己触発式消火剤と加熱性化合物が混合された複合物です。
消火ロープの任意の一点が予め設定された作動温度に達すると、1~3秒以内にロープ全長にわたって連鎖的化学反応が発生します。この反応は熱放出を伴いながら全ての自己触発式消火剤を破裂させ、能動的な高効率消火機能を発揮します。
自発消火塗料
型式

専門工業分野向けに設計された複合材料ベースの塗料です。粘度・密着性・作動温度要件をカスタマイズ可能で、鉄鋼/コンクリート/ガラス/木材などの素材表面に吹き付け施工が可能です。石油化学プラント設備やケーブルトレー内部などへの塗布により、被覆面で主動的な火災抑制機能を発揮します。
消火原理

自発消火パッチ


用途
電気キャビネットの火源を初期段階で消火
特徴
複数回の消火が可能
再燃の防止が可能
火炎、スモークの検知不要
消火剤ガスボンベ不要 日常のメンテナンス不要
使用場所
電気制御盤、サーバーラック、開閉器盤、リチウム電池など
効果
消火効率の向上
検知デバイスコストの削減
メンテナンスンコストの削減
自発消火ロープ


用途
高価値設備向け、瞬発的大規模火災の消火
特徴
いずれかの部位が作動温度に達した場合、消火ガスを全て放出する。
放出スピード:1~3秒
設備を腐食することはありません。
使用場所
電気制御盤、DWH、開閉器盤、エネルギー蓄蔵所など
効果
大火の抑制、消火効率の向上
サーバー機の損失低減
火災拡散の防止
自発消火塗料



用途
塗装部位の保護、消火と冷却
特徴
各種工業分野向けに粘度・密着性・作動温度要件などをカスタマイズ可能
使用場所
鉄鋼/コンクリート/ガラス/木材などの素材表面、石油化学設備やケーブルトレー内部
効果
従来の消防がカバーできない領域を解消する。
保守作業の省人化を実現する。
板の左半分に消火塗料が塗られている。
板の表面にガソリンが塗られている。
自発消火パッチ試験
自発消火ロープ試験
自発消火塗料試験
従来の消火剤との比較
種類 | 検知デバイス | 消火剤 ガスボンベ | 管理システム | 日常の メンテナンス | 消火剤 |
自発消火剤 ソリューション | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | コストが安い、電気設備に損害がない、設置が簡単、被災後の清掃が簡単 |
従来の消防 | 必須 | 必須 | 必須 | 必須 | コストが高い、電気設備に損害があり、設置が複雑、被災後の清掃が複雑 |